シーズン４ スペレでの積み技考察
今回は積み技について。
対面において積むことは１ターン相手に猶予を与えるため、
よほどの有利対面でない限り考えなしに使うと負けに直結します。
しかし今回のルールだと有利対面ならそのまま殴れば勝てるでしょう。
では、今回のルールにおいて積み技は有効なのでしょうか？
個人的には「状況はやや限定されるが有効である」と考えます。
①竜の舞・蝶の舞
この２つの積み技の共通点は、
AorCとSを同時にあげることができる点です。
これはお互い乱１～ギリ確２、
こちらが元々速いかSランク＋１で相手を抜ける時に有効です。
例えばギャラとガブが対面した場合での話。
両者とも陽気ASでギャラが氷の牙、ガブが逆鱗を打ち合うと仮定します。
攻: ギャラドス Lv.50
防: ガブリアス Lv.50
ダメージ: 156〜184
割合: 84.7%〜100%
回数: 乱数1発 (6.3%)
攻: ガブリアス Lv.50
防: ギャラドス Lv.50
ダメージ: 84〜99
割合: 49.1%〜57.8%
回数: 乱数2発 (96.5%)
※ちなみにエッジなら鮫肌なしでも確２ですが、命中率の兼ね合いで逆鱗のほうが期待値は高いです。
ギャラ側は最高乱数を引かないと勝てないのに対し、
ガブ側は鮫肌込みで確２になります。
これはガブ側にかなり有利な状況です。
しかしもしここでギャラが初手竜舞を積むと、
攻: ギャラドス Lv.50
防: ガブリアス Lv.50
ダメージ: 224〜268
割合: 122.4%〜146.4%
回数: 確定1発
２ターン目はギャラがガブのSを抜くので、
逆に氷の牙を外さなければ勝ちという、
ギャラ側がかなり有利な状況へと変化します。
ちなみに殻を破るもやや使い勝手が変わりますが、
同様に考えて問題ないでしょう。
②鉄壁・ド忘れ
これは今回のルールではこだわり系の持ち物が増えるとの予想から、
ピンポイントで採用の余地があると思われます。
上記の技＋再生技を持つことで、
こだわり持ちのエッジ、大文字、ドロポンなどを耐えてPPを尽きさせるという戦法です。
エアームドに鉄壁持たせてガブに出すとか、
両刀がありえるポケモンの相手は難しいですが、
物理、特殊が大体決まってるポケモンには割りと有効かもしれません。
他の積み技も有効に使えるのかも知れませんが、
私の頭ではこれくらいが精一杯ですね★
シーズン４ スペレ用オススメポケモン①
今回から５月１６日から始まるシーズン４スペシャルバトル用のオススメポケモンを紹介していこうと思います。
まず１匹目は・・・、
ヌケニン！
今回のスペレのルールをみて、
最初に候補に挙がったのがこいつでした。
利点としては、ヌケニンへの対策をしていない相手は完封できること。
そしてそれによって相手の選出をが縛れることです。
めざ炎を持たないコケコやグドラやフェローチェ、状態異常対策で増える（かもしれない）ネッコアラ、防塵ゴーグルをもつことでアローラキュウコンやノオーあたりは高確率で完封できるでしょう。
技構成上岩技がないことが多いグロスやシャドボがないポリZ、レヒレなんかも狙い目です。
ただ個人的にはこれらのポケモンに対して選出し勝つことが重要ではなく、
これらのポケモンが出てこないと読んで、
他のポケモンに標準を合わせる方が重要です。
言い換えれば、こいつはパーティに入れるだけで
選出はほぼ皆無になるでしょう★
一応育成論を考えるなら、
臆病/CS252A6/防塵ゴーグル
かげうち（ミラーマッチ対策）
毒々（ソーナンス対策だが完全でない）
威張る（読み違えたときに運ゲを仕掛ける用）
シャドボorさざめき（ゴツメ対策）
もし持ち物を防護パッドにするなら、
最後の技はシザクロにして陽気ASぶっぱでいいでしょう。
逆に相手の手持ちにいたとき、縛られないようにしましょう☆
シーズン４ スペシャルバトル
さて、５月１６日のメンテナンス終了後より、
ポケモンサンムーンレーティングバトルシーズン４がスタートします。
今回ブログを始めたのは、このシーズン４の
「スペシャルバトル」
のルールを見たことが理由です。
★今回のルールの重要点！
１ シングルバトルでバトルに選出するのは１匹のみ
２ メガ進化不可
３ Z技不可
４ 気合の襷不可
５ 進化の奇石不可
はい、完全なタイマン使用ですね☆
このルールにおいて私の拙い知識で少し考察をしていきます。
まず１ですが、必然的に対面性能の高いポケモンが有利になります。
また再生力、自然回復、癒しの心等の特性持ちに影響がでます。
控えがいないので交換できない＝死に特性になります。
交代ができないのでまた毒々や宿木、混乱など状態異常の対策必須です。
２ですがメガ前提のポケモンは厳しいですね。
個人的にはガルーラ、リザードンは影響大かなと思います。
ギャラやマンダはメガしなくても十分戦えるポテンシャルがあるので、
影響は少ないでしょう。
３は恐らく試合の単調化を防ぐためだと思われます。
ありにしてしまうとフェローチェやコケコでZぶっぱするだけの試合が多くなるからでしょう。（もちろん相手次第ですが）
個人的には守るを安全に使えるというメリットは見逃せませんね。
４は正直ありでも良かった気がします。
何か大きい理由があったのでしょうかね？
分かる方がいましたら教えてください！笑
低耐久鈍足は使いづらくなりますね。
まぁ、そういうポケモンは元々使いづらいですが★
５は３による全体的な火力低下を懸念した対応策ですかね？
ラッキー、ポリ２は格闘技なしだと突破困難ですし。
これらから予想されることは、
・対面性能の高いポケモンが流行る。
・こだわり系の持ち物が通常よりも多くなる。
・状態異常への対策がないと嵌められる可能性大
ということです。
御託が長くなりましたが、個人的に対策必須と思うポケモンは、
技、持ち物、努力値配分、いろんな型が予想され、厄介この上ない。
１発耐えて弱保発動からの先制技。
技範囲が広い。こだわり系とも相性抜群。
対策なしだと嵌め殺されます。
この辺りだと思います。
実際はどうなるかは分かりませんが、
次回から上記を踏まえて、育成案を考えていきます。
